緊急支援130万円の使途について

ちょっといい兆しのニュースです。
8月の地震に際し、現地でいち早く緊急支援活動を立ち上げたPeace Winds Japan(以下PWJ)に緊急支援の資金を集約させ、成果を出していただきたいと願ったわけですが、治安の悪化から思うように活動ができていませんでした。それでもPWJの現地スタッフによると、事業地の南県レカイ市でも物資を調達できるようになり、昨年末から少額ながら緊急支援物資の配付を試みており、少しずつではありますがハイチの人々に必要な物資を届けられるようになってきているとのこと。
 
 なお、南県の障害者施設では以前より車いすなどの備品が不足してている中、地震により事務所備品などが破損。また、支援物資へのアクセスも難しく、食料なども不足しており、健康上の問題も発生しているそうです。そのため、食料、車いす、杖、義足等の補助道具等を同施設とその利用者に配付する予定で調整を行い、現在は裨益者選定の最終確認をしており、2月にこれらの物資を配布する予定とのこと。そしてなんと、ハイチ友の会がお預けした寄付金130万円を上記の障害者施設の方々の支援に使っていただけるとのこと。治安が極めて悪化しているという不可抗力によるとはいえ、緊急援助というには時間がかなり経ってしまい、支援してくださった皆様に申し訳なく思っていましたが、より恵まれない、厳しい環境にいる方々をささえることができるとしたら、支援者の方にも喜んでいただけるのではないかと思います。配付が始まりましたら、あらためてご連絡をくださるとのことで、とても楽しみです。

投稿者: staff