ハイチに到着後、現地スタッフの林美穂さんと合流し、一晩爆睡。翌朝、緑の基金の支援で当会が作った灌漑設備のある西県ガンチエ市のウォッシュ村と、モリンガの植林のための土壌流失対策の作業中のラスティーク村を訪ねました。皆さんが前向きに取り組んでくれているのがよくわかって、大変有意義な訪問でした。
ウォッシュ村の給水設備の前で。当会のロゴを描いてくれました。 林美穂さん。彼女の植林への情熱がこの地区の緑化対策を牽引しています。 昨年9月の植林で育っているモリンガ。クレオール語でウォッシュとは「石」を意味しますが、この辺りは石ころだらけです。 9月の植林では家畜の食害や土壌の流失のためにほとんどのモリンガが育ちませんでしたが、このアセロムさんの畑ではモリンガが生き残り、腰の高さになっていました。 ガンチエコミューンの村長のガステンさん。去年に引き続き、現場の様子を説明してくださいました。 土壌の保全のために、アカジュの木の苗を育てています。 ラスティーク村の土壌の流失防止対策の現場を見に行きます。 トウモロコシの畑。 盛り土をして、土壌の保全力の高いハーブを植えています。 あの禿げ山のもっとも急な斜面で土壌の保全対策を行っていました。 斜面に水平に線を引いたように、盛り土をしてハーブを植えたのがわかります。 こんな土壌の保全対策がここ5日間で26名の農民の参加を得て5箇所で行われました。 石ころだらけの道は下りが滑りやすくて恐ろしい。 5日間の作業の参加した農民たち。 書類にサインをして日当を受けとります。 川原で僅かに水が流れるところで洗濯をする女性たち。 石の上に洗濯物を広げて乾かします。