結核検診の報告

4日ぶりにネット環境に復帰しました。
ハイチの祝日の関係で、今年は2日間でしたが、62名のレントゲン写真を撮り、3名の新規発症を疑う症例に出会い、滞在中にそのうち一人の排菌を確認しました。入院患者にはHIV合併感染も少なからずありました。
日本ではそうそうお目にかからない派手なレントゲン所見の患者さんも多く、こんなになるまで見つからなかったのかと言葉を失います。結核は貧困と深い関係があり、貧しい生活から感染し発症に到りますが、ハイチでは結核に偏見も強く、治療後の若い彼らの将来にも大きな影を落とします。この負の連鎖を断ち切るために、地道な努力をこれからも続けてまいります。
今年も特定非営利活動法人Future codeの大類先生と合流して行われました。お疲れさまでした。

投稿者: staff