2021年8月14日のハイチ南西部における大地震の被災者に対する緊急支援の呼びかけに対して、多くのご寄付をありがとうございました。コロナ禍に加え、現地の治安の悪化、燃料の高騰など様々な要因から、当会単独での支援活動が非効率であると判断し、ピースウインズジャパンの支援活動を支える形での貢献を選択しました。しかし秋ごろから誘拐事件の多発も重なり、思うような支援活動が展開できない旨の説明を、随時PWJから受けておりましたが、ようやく事態が小康状態となった2022年1月より施設の関係者と障がい者支援のニーズ調査を行い、移動用の補助用具の必要性が高いことがわかったため、当会の支援金をつかって、ハイチ南県の障がい者施設の利用者計120人を対象に、2022年3月12、24、26日に車椅子12脚、歩行器15脚、松葉杖41脚、白杖（視覚障がい者用）32脚、杖20本を提供していただけました。
ハイチでは障がい者の方々をはじめとする人々への公的支援や社会福祉制度は、未だ十分に整えられていないのが現状です。
ハイチでは多くの人が困窮されておりますが、より弱い立場にある方のために、皆様から託された支援金が使われたことにたいして感謝したいと思います。協力者の皆様、PWJの皆様、ありがとうございました。
